皆さんこんにちは。
最近話題を呼んでいる技能実習制度についてですが、
先日新たに面白いニュースが発表され、話題を呼びました。
厚生労働省のまとめにより、
外国人技能実習生を受け入れいている国内の事業所のうち、
少なくとも7200件以上が法令違反であることがわかりました。
なお、立ち入り調査は9829カ所に行われたとのことで、
内7200件以上と実に7割以上が何らかしらの法令違反をしていたということになります。
法令違反の内容としては、
・作業における安全配慮の不十分
・残業代などの割増賃金の未払い
・タイムカードの打刻時間不正指示
などが多かった模様です。
中には、時間外労働(残業や休日など)が月に110時間を超えているケースなどもあり
悪質なものについては労基による送検も行われたそうです。
日本全体で、32万5000人(2022年12月現在)の技能実習生が就労している中で、
このような「外国人だからこれくらい」のような考え方をしている企業が多く
厚生労働省も今後監督指導に力を入れていくとのことです。
外国人のチカラなしでは回っていかない日本経済において、
このような考え方をしている企業が数多くあることに驚きを隠せません。
技能実習制度撤廃の動きに拍車をかけるような内容にもなってますし、
今後どのような動きになっているのか注目です。