技能実習生制度の実態が明らかに。

皆さんこんにちは。

昨日、気になるニュースが発表されました。

 

技能実習生や特定技能といった外国人を雇用する会社が、

残業代などを払わずに働かせていたというニュースです。

 


 

外国人技能実習生らに違法な時間外労働をさせたなどとして、

倉敷労働基準監督署が倉敷市の縫製会社とその社長を書類送検しました。

 

労働基準法違反の疑いで書類送検されたのは、

倉敷市児島下の町の縫製会社「MOSC(モスク)」とその社長(43)です。

 

倉敷労働基準監督署によりますと「MOSC」は、

ベトナム人の技能実習生と特定技能外国人、合わせて6人に、

違法な時間外労働をさせたほか、2022年9月までの2年分の残業代の一部、

合わせて約250万円を支払わなかった疑いが持たれています。

 

また、違法な時間外労働を隠そうと、労働基準監督署の聞き取りにうその説明をしたとされています。

倉敷労働基準監督署は社長が容疑を認めているかどうか明らかにしていません。

 


 

外国人を雇用していくうえで一番気にしなくてはならない点ですが、

なぜこのようなことがなくならないのか、不思議でなりません。

 

「技能実習=最低賃金で残業代も払わなくてもいい」みたいな

昔の悪い考え方が今も続いているのでしょうか。

 

今後外国人の方の労働力を「使わせていただかなくてはならない」日本の産業が、

このような法令違反などの悪いことによって破綻してくことのないように、

雇用主一人ひとりが改めて自覚をする必要があると思いました。

 

弊社では、通常の雇用だけでなく、

外国人を受け入れることが初めての企業様でも安心して雇用できるよう、

法令関係のアドバイスやサポートも徹底して行っております。

 

気になる方はぜひ一度お問い合わせください。

 

参考記事:Yahoo!JAPANニュース(外国人技能実習生らに違法な時間外労働させたなどの疑い 縫製会社と社長を書類送検 岡山・倉敷労基署)