エアコンが禁止の国があるらしい
北海道が40度を記録したりと、どんどん夏が暑くなっていますね。
もちろん海外も例外ではなく、北米は40度を超え、ヨーロッパのスペインでは7月中旬に45度前後の猛暑日が続いたようです。
そんな暑さに対応するのに必要なのがエアコンです。今回は、各国のエアコン事情を調べてみました。

中国
中国は、日本のエアコン輸出先として世界1位の国です。
昔は都市部の富裕層が利用していましたが、近年では都市部以外の購入も進んでいるようです。
また、大気汚染の問題から窓を開けて風を通すことが難しく、エアコンの購入が進んだとも言われています。
ちなみに、中国語では「制冷」が「冷房」という意味だそうです。
イタリア
基本的にヨーロッパのエアコン普及率が低く、イタリアも例外ではありません。
イタリアは、日本と同じように四季がある国ですが、日本と比べて湿度が低く直射日光を避ければわりと快適に暮らせるようです。
イタリアのポルトフィーノでは景観維持のためにエアコンの設置が規制されていて、許可なしに設置すると最高4万3000ユーロ(約700万)の罰金を払わなくてはいけません。
ただ、その規制も最近の異常な暑さで緩和されているようです。
アメリカ
アメリカではセントラル空調といわれる日本では大型施設に使われる空調が主流です。
セントラル空調は、まんべんなく空調が行き届くので廊下や浴室なども快適に暮らすことができます。
しかし、集合住宅の場合は個別の温度設定ができない、初期費用や修理にかなりのお金がかかるという問題点もあります。
オーストラリア
オーストラリアもヨーロッパと同じく湿度が低く、エアコンの普及率がそこまで高くはありません。
オーストラリアは、エコ意識が高いといわれていて、温度を一定に保つためにモーターがきめ細やかにコントロールされるタイプのインバーターエアコンという空調が消費を伸ばしています。
インバーターエアコンは、無駄な動きが無いため、エネルギーの消費を抑えることが出来る空調です。
まとめ
今回は、4か国のエアコン事情を紹介しました。
気候や家の大きさに対応した様々なエアコンがありましたね。これからもエアコンなどの暑さ対策をして、夏を乗り切りましょう!