知っておきたい韓国の食文化
日本と地理的にも文化的にも近い韓国。
同じアジア圏ということもあり、食文化も似ていると思われがちですが、実は日本人が驚くポイントがたくさんあります。
食事のスタイルや味付け、食卓でのマナーなどを知ると、韓国の文化や価値観がより身近に感じられるはずです。
今回は、そんな韓国ならではの食文化の特徴をご紹介します!
基本的な食事マナー
韓国の食卓では、金属製のスプーンと箸を使うのが一般的です。
食事の前には、膳の右側に縦向きで並べ、右に箸、左にスプーンを置きます。ご飯や汁物はスプーンで、おかずは箸で食べるのが基本で、食事中に両方を同時に持つことは控えます。
また、食事中は音を立てずに食べることがマナーとされ、麺類も静かに食べるのが望ましいとされています。
さらに、韓国には年長者を大切にする文化が根付いており、食事の場でも目上の人が箸をつけてから食べ始めるのが礼儀です。こうしたマナーを知っておくことで、韓国の食文化への理解がより深まるでしょう!
韓国ではOKな食事マナー
韓国の食事マナーは日本とは異なる点が多くあります。
器は手で持たずに食卓に置いたまま食べるのが一般的で、直箸で料理を取り分けることもめずらしくありません。座敷ではあぐらや片膝を立て座ってもマナー違反ではなく、スープにご飯を入れて食べる習慣もあります。
また、日本では避けられる箸渡しも韓国では問題とされていません。
韓国を代表する料理
キムチは韓国を代表する発酵食品で、白菜や大根などの野菜を、唐辛子やにんにくを使った「ヤンニョム」で漬け込んで作られます。現在のような辛いキムチは、16世紀に唐辛子が伝わってから広まり、それ以前は辛くない白いキムチが主流でした。キムチは地域ごとに味が異なり、種類は200以上あるといわれていますが、中でも白菜の「ペチュキムチ」が最も一般的です。
また、冬に備えて家族や近所の人々が協力してキムチを大量に仕込む「キムジャン」は、助け合いの精神を象徴する韓国の伝統文化として、今も大切に受け継がれています。
主食は?
韓国料理の主食はお米(ごはん)です。
韓国ではごはんを「パプ(밥)」と呼び、毎日の食事に欠かせない存在です。
白いご飯を中心に、キムチやナムル、スープなどのおかずを組み合わせて食べるのが基本スタイル。ビビンバやクッパ(スープご飯)のように、ご飯を混ぜたり汁と一緒に食べる料理も多く、日本と同じく「米食文化」が根付いています。
韓国料理の特徴
韓国料理は、唐辛子やにんにくなどの香味野菜を多く使うのが特徴で、辛さとスタミナのある味わいが親しまれています。キムチをはじめとする発酵食品や、醤油・味噌・コチュジャンなどの発酵調味料も欠かせません。
また「薬食同源」という考え方が根付いており、食事を通じて健康を整える文化があります。さらに、食堂ではキムチやナムルなどのおかず(パンチャン)が数多く並び、客をもてなす食文化も韓国料理の大きな魅力です。
美味しさのポイントは食べ方
特徴的なのが包んで食べる文化。焼肉や魚料理をサンチュやエゴマの葉で包むことで、脂っこさが和らぎ、さっぱりと楽しめます。包みご飯(サムパッ)も定番で、分け合って食べる光景は韓国ならではです。
次によく混ぜて食べること。ビビンバやクッパ、タレなどは、混ぜることで味が一体となり、より深い美味しさになります。かき氷のピンスも、混ぜてから食べるのが一般的です。
さらに熱々で食べるのも重要なポイントです。スープや鍋は土鍋で沸騰した状態で提供され、おこげを楽しむ料理も多くあります。
包む。混ぜる・熱々。この3つが、韓国料理をよりおいしく感じさせる秘密です!
家庭料理
韓国の食生活は、朝からご飯と汁物、複数のおかずを食べるのが特徴的です。
テンジャンチゲと作り置きのおかずに、キムチが毎食並びます。キムチはそのままだけでなく、チゲや炒めご飯など料理にも幅広く使われてます。
家庭や屋台では、チヂミ、キムパプ、トッポギなどの定番料理が親しまれ、間食にはパッピンスや季節の果物、ホットクなどの甘いおやつも楽しまれています。
韓国の食文化は、日常の食事からおやつまで、家庭的でバリエーション豊かな点が魅力です!
まとめ
韓国の食文化は、日本と似ているようでいて、マナー・味付け・食べ方に独自の魅力が詰まっています。
年長者を大切にする食卓の作法や、発酵食品を中心とした健康的な食事、そして「包む・混ぜる・熱々で食べる」といったスタイルは、韓国ならではの美味しさを生み出しています。
日常の家庭料理から屋台グルメまで、人とのつながりやもてなしの心を感じられるのも韓国料理の大きな特徴です。
食を通して知ることで、韓国の文化や価値観がぐっと身近に感じられるはずです!